ヒップホップとは?ダンスの特徴・歴史・基本の動きを親子向けにやさしく解説
キッズダンスの話をしていると、必ずと言っていいほど出てくるのが「ヒップホップ」という言葉です。でも、ヒップホップは音楽のことなのか、ダンスのことなのか、ファッションのことなのか、はっきり説明しようとすると迷う方も多いのではないでしょうか。この記事では、ヒップホップという言葉の意味から、生まれた場所と時代、ダンスとしての特徴、基本の動き、そして子どもが踊るときに保護者が知っておきたいことまでを、順番にまとめました。
ヒップホップとは|音楽やダンスを含む「文化」の名前
ヒップホップは、もともと1970年代のアメリカ・ニューヨークで生まれた文化全体を指す言葉です。音楽、ダンス、アート、ファッション、言葉づかいなど、その文化から生まれたものをまとめて「ヒップホップ」と呼びます。
そのため、「ヒップホップ」と一言で言っても、話している人によって指しているものが違うことがあります。
- ヒップホップ・ミュージック:ビートに乗せてラップをする音楽のこと
- ヒップホップダンス:ヒップホップの音楽に合わせて踊るダンスのこと
- ヒップホップ・カルチャー:音楽・ダンス・アートなどを含む文化全体のこと
キッズダンスの教室で「ヒップホップ」と言うときは、多くの場合、2つ目のヒップホップダンスを指しています。ただ、ダンスの背景には文化全体の歴史があり、それを知っておくと、ヒップホップダンスならではの雰囲気や動きの意味が見えてきます。
ヒップホップを形づくる4つの要素
ヒップホップ・カルチャーには、主な要素が4つあるとよく言われます。
DJ(ディージェー)
レコードをかけて音楽をつなぎ、場を盛り上げる人や、その技術のことです。ヒップホップの誕生には、DJの新しい音楽のかけ方が深く関わっています。
MC・ラップ
ビートに乗せて、リズミカルに言葉を語るのがラップです。マイクを持ってラップをする人は「MC」と呼ばれます。
ブレイキン(ブレイクダンス)
DJがかける曲の盛り上がる部分に合わせて踊る、床を使った技が特徴のダンスです。ヒップホップのダンスの原点とも言える存在です。
グラフィティ
街の壁などに、スプレーで文字や絵を描くアートのことです。文字を大胆にデザインしたスタイルが特徴です。
ヒップホップは、ブロンクスの街角や建物で開かれていたパーティー(ブロック・パーティー)をルーツに持つ文化だとされています。音楽をかける人、言葉で語る人、踊る人、描く人。4つの要素は形こそ違いますが、同じ街の中で一緒に育ってきたものです。
1973年、ブロンクスのパーティーから始まったと言われる理由
ヒップホップの始まりとしてよく語られるのが、1973年8月11日、ニューヨークのブロンクスにあるアパート(セジウィック・アベニュー1520番地)の集会室で開かれたパーティーです。DJを務めたのは、ジャマイカ出身の若者、クール・ハーク(DJ Kool Herc)でした。妹のシンディが新学期の服を買うお金を集めるために企画したパーティーだったと伝えられています。
「ブレイク」を長くするDJの工夫
当時のファンクやソウルの曲には、歌が止まってドラムなどのリズムだけになる部分がありました。これを「ブレイク」と呼びます。踊る人たちが一番盛り上がるのがこのブレイクだと気づいたクール・ハークは、同じレコードを2枚使い、ブレイクの部分を交互にかけて長く続ける方法を考えました。これが、ヒップホップの音楽の土台になったとされています。
ブレイクで踊る人=「Bボーイ」「Bガール」
このブレイクの部分で踊る若者たちを、クール・ハークは「ブレイクボーイ」「ブレイクガール」、略して「Bボーイ」「Bガール」と呼びました。この呼び方は、今もブレイキンの世界でそのまま使われています。
もちろん、ひとつのパーティーだけで文化が生まれたわけではなく、それ以前からの音楽や踊りの積み重ねがあります。それでも、この日の出来事は「ヒップホップが生まれた日」として広く語り継がれています。
「ヒップホップダンス」と呼ばれるものの広がり
ヒップホップダンスという言葉は、使う人によって範囲が少し違います。ここでは、子どものダンス教室で耳にすることの多い呼び方を整理します。
ブレイキン
ブロンクスのパーティーから生まれた、ヒップホップのダンスの原点です。立って踊るステップ、床に手をついて足を動かす動き、回転技、ピタッと止まるポーズを組み合わせて踊ります。2024年のパリオリンピックでは、競技として初めて採用されました。
立って踊るヒップホップ
今、キッズダンスで「ヒップホップ」と言うと、多くの場合は立って踊るスタイルを指します。ひざを使ったリズムの取り方を土台に、ステップや上半身の動きを組み合わせて踊ります。時代とともに音楽が変わるのに合わせて、踊り方もどんどん新しくなってきました。
西海岸生まれのロックダンス・ポップダンス
ロックダンス(ロッキング)やポップダンス(ポッピング)は、ヒップホップと一緒に語られることが多いダンスです。ただ、生まれた場所はアメリカの西海岸で、ファンクという音楽に合わせて踊るダンスとして発展しました。ロックダンスは、1970年前後にロサンゼルスでドン・キャンベルが生み出したとされ、テレビ番組『ソウル・トレイン』を通じて広まりました。
こうしたダンスはまとめて「ストリートダンス」と呼ばれることもあります。厳密な区別よりも、「街のパーティーやテレビから広がったダンスの仲間」と考えるとイメージしやすいと思います。
時代とともに変わってきたヒップホップダンス
ヒップホップダンスは、生まれてから今まで同じ形のまま続いてきたわけではありません。音楽が変わるたびに、踊り方も少しずつ変わってきました。
ダンスの世界では、初期のスタイルを「オールドスクール」、その後に広まったスタイルを「ミドルスクール」「ニュースクール」と呼び分けることがあります。区切り方や呼び方には人によって違いがありますが、大まかには、ブレイキンやファンク系のダンスが中心だった時代から、立って踊るステップが増えた時代、さらにいろいろなジャンルの動きが混ざり合う時代へと移ってきた、と考えると分かりやすいと思います。
今のキッズダンスで踊られているヒップホップも、こうした歴史の上に成り立っています。古いステップが新しい曲の振り付けに使われることもよくあり、昔の動きと今の動きがつながっているのも、ヒップホップダンスの面白いところです。
ヒップホップダンスの動きの土台は「アップ」と「ダウン」
ヒップホップダンスの基本としてまず練習するのが、「アップ」と「ダウン」と呼ばれるリズムの取り方です。どちらも、ひざの曲げ伸ばしで体を上下に弾ませる動きですが、拍のどこで体を上げるか、下げるかが違います。
ダウン
拍に合わせて、ひざを曲げて体を沈めるリズムの取り方です。音楽の「ドン」に合わせて体が下に落ちるイメージです。重心が低くなり、どっしりとした雰囲気が出ます。
アップ
拍に合わせて、体を上に持ち上げるリズムの取り方です。ダウンとは反対に、「ドン」のところで体が上がります。軽やかで弾むような雰囲気になります。
最初は、音楽に合わせてひざを曲げ伸ばしするだけで精一杯かもしれません。でも、このリズムが体に入ってくると、どんなステップを踏んでも「ヒップホップらしく」見えるようになっていきます。逆に言えば、難しい技よりも、このリズムの取り方がヒップホップダンスの一番の土台です。
アップとダウンを練習するときのコツ
最初は、音楽をかけずに「イチ、ニ、イチ、ニ」と声に出しながら、ひざを曲げ伸ばしするところから始めると分かりやすいです。慣れてきたら、ゆっくりめの曲に合わせて試してみましょう。鏡があれば、頭の高さが上下しているかを見ると、自分がアップとダウンのどちらをしているかが分かります。肩に力が入りすぎると動きが硬くなるので、腕は軽く下ろしておくのがおすすめです。
ヒップホップダンスらしさをつくる体の使い方
ひざをゆるめて、重心を低めに
ヒップホップダンスでは、ひざを軽く曲げた状態で踊ることが多くなります。重心が低くなることで、リズムに乗りやすく、ステップの切り替えもしやすくなります。バレエのように背筋をまっすぐ上に伸ばす踊りとは、体の構え方がかなり違います。
全身でリズムを感じる「ノリ」
ヒップホップダンスでは、足だけでなく、胸や首、肩なども使って音楽を感じながら踊ります。この、体全体で音楽に乗っている感じを「グルーヴ」や「ノリ」と表現することがあります。言葉で説明するのは難しいのですが、うまい人ほど、立っているだけでも音楽に乗っているように見えます。
体の部分を別々に動かす
首だけ、胸だけ、腰だけ、というように体の一部分を動かす「アイソレーション」は、ヒップホップダンスでも大切な基礎です。部分ごとに動かせるようになると、細かいリズムを体で表現しやすくなります。
「止め」と「抜き」の差
力を入れてピタッと止める動きと、力を抜いてふわっと流す動き。この差をつけると、ダンスにメリハリが生まれます。子どものうちは、まず「止めるところで止まる」ができるだけで、ぐっと見栄えがよくなります。
ヒップホップの音楽をどう聴いて踊るか
ヒップホップダンスを踊るときは、音楽の聴き方も大切です。
- ドラムの音を探す:ヒップホップの曲は、ドラムのリズムがはっきりしているものが多いです。まずは「ドン」「タン」という低い音と高い音を聴き分けてみましょう。
- 表と裏を感じる:「1、2、3、4」と数えたとき、数字のところが「表」、数字と数字の間(「1と2と」の「と」)が「裏」です。裏のタイミングで動くと、少し大人っぽいリズムになります。
- 8つでひとまとまり:ダンスでは「1〜8」を一区切りとして数えることが多く、振り付けもこの8つのまとまりごとに覚えていきます。
子どもが家でヒップホップの曲を聴くときに、「ドンって鳴ったところで手をたたいてみよう」と声をかけるだけでも、リズムを聴く練習になります。
はじめに出会いやすい基本の動き
ヒップホップダンスには、たくさんの「名前のついた動き」があります。ここでは、初めての子でも練習しやすく、レッスンで出てきやすいものをいくつか紹介します。動きの細かいやり方は先生によって教え方が違うので、ここでは「どんな動きか」のイメージだけ書いておきます。
ステップタッチ
片足を横に出し、もう片方の足をそろえる動きを、左右交互に繰り返します。もっとも基本的なステップで、リズムに合わせて体を揺らす練習になります。
ボックスステップ
足で床に四角形を描くように、前・横・後ろ・横と順番に踏むステップです。足を交差させる動きが入るので、最初はゆっくり練習します。
ランニングマン
その場で走っているように見えるステップです。片足を前に出しながらもう片方の足を後ろに引く動きを、交互に繰り返します。リズムに乗れると、見ていて楽しい動きです。
ウェーブ
腕や体に波が伝わっていくように見せる動きです。指先から肩へ、肩から反対の腕へ、というように、体の部分を順番に動かします。アイソレーションの練習がそのまま生きる動きです。
ポーズ(フリーズ)
動きの最後や曲の区切りで、ピタッと止まって決めるポーズです。ブレイキンでは、床に手をついた姿勢で止まる技を「フリーズ」と呼ぶこともあります。子どもにとっては、立ったままのかっこいいポーズを決めるだけでも、ダンスらしさを感じられる大切な動きです。
こうした動きは、振り付けの中に少しずつ組み込まれて登場します。名前を覚えるより、「先生の動きを真似していたら、いつのまにかできていた」というほうが、子どもにとっては自然な覚え方です。
「バトル」「サイファー」「ショーケース」という踊り方
ヒップホップのダンスには、踊る場面によっていくつかの形があります。
サイファー
ダンサーたちが輪になり、順番に真ん中に出て踊る形です。クール・ハークのパーティーでも、人々が輪をつくり、その真ん中でBボーイたちが踊っていたと語られています。勝ち負けを決めるものではなく、踊りでやりとりを楽しむ場です。
バトル
1対1やチーム同士で交互に踊り、どちらが良かったかを審査員や観客が決める形です。流れる曲がその場で決まることも多く、音楽に合わせてその場で動きを選ぶ力が求められます。
ショーケース
あらかじめ振り付けを決めて、ステージで観客に見せる形です。子どものダンス教室の発表会は、多くがこの形です。チームで動きをそろえたり、立ち位置を変えたりして、ひとつの作品をつくります。
ヒップホップのファッションとダンスの服装
ヒップホップは音楽やダンスだけでなく、ファッションにも大きな影響を与えてきました。1980年代のアメリカでは、ジャージやスニーカー、金色のチェーンのアクセサリーなどが、ヒップホップのアーティストたちのスタイルとして広まったとされています。
今のキッズダンスでも、ヒップホップを踊るときには、少しゆったりしたTシャツやパンツ、キャップなどを合わせたスタイルを見かけることがあります。ただ、レッスンで大切なのは見た目よりも動きやすさです。サイズが大きすぎる服は、足が引っかかったり、先生が体の動きを確認しにくくなったりすることもあります。普段のレッスンでは、体に合った動きやすい服を選び、発表会などの特別な日に衣装として楽しむくらいがちょうどよいと思います。
日本でヒップホップダンスが広まるまで
日本でヒップホップのダンスが知られるようになったきっかけのひとつとされているのが、映画『ワイルド・スタイル』です。ニューヨークのヒップホップ・カルチャーを描いたこの映画は1983年に日本でも公開され、出演者が来日してブレイクダンスを披露したことで、日本でも関心が高まったと言われています。
その後、テレビ番組や音楽グループの活躍を通じて、ストリートダンスは少しずつ身近なものになっていきました。2012年度からは中学校の保健体育でダンスが1・2年生の必修になり、その中の「現代的なリズムのダンス」では、ロックやヒップホップなどのリズムの特徴をとらえて踊ることが示されています。小学校の体育でも、中学年の「リズムダンス」でロックやヒップホップのリズムに乗って踊る例が挙げられています。そして2024年のパリオリンピックでブレイキンが競技として行われたことで、ヒップホップのダンスを目にする機会はさらに増えました。
ヒップホップダンスが初めての子にも入りやすい理由
キッズダンスの教室で、ヒップホップの動きを取り入れているところは少なくありません。初めての子どもにとって入りやすい点を、ダンスの特徴から整理してみます。
基本の動きが「ひざの曲げ伸ばし」から始まる
ヒップホップダンスの土台は、ひざを曲げ伸ばししてリズムを取ることです。特別な柔らかさや筋力がなくても始められるので、運動にあまり自信がない子でも取り組みやすい動きです。
「きれいに」より「楽しく」が出しやすい
バレエのように指先まで決まった形をそろえるダンスと比べると、ヒップホップは一人ひとりのノリや表現の違いが出やすいダンスです。多少形が違っても、リズムに乗れていれば「らしく」見えます。最初から完璧を求められないので、気持ちの面で入りやすいと感じる子もいます。
身近な音楽とつながっている
テレビやSNSで流れている曲の中には、ヒップホップの要素を取り入れたものがたくさんあります。普段耳にしている音楽に近い曲で踊れることは、子どもにとって「やってみたい」と思うきっかけになりやすいでしょう。
体験レッスンで、ヒップホップの動きを見るときのポイント
体験レッスンでは、子どもが上手に踊れたかどうかよりも、次のような点を見てみると、その教室で続けたときの姿が想像しやすくなります。
- リズムの取り方から教えているか:いきなり難しい振り付けに入るのではなく、アップやダウンなどの基本を、子どもにも分かる言葉で伝えているか。
- 準備運動をしっかり行っているか:ひざや足首を使う動きが多いので、体を温めてから踊っているか。
- できない子への声かけ:動きについていけない子に、先生がどんなふうに声をかけているか。
- 子どもの表情:レッスンの終わりに、子どもが楽しそうな顔をしているか。
ヒップホップに限らず、初めてのダンスでは「最初はできなくて当たり前」です。1回の体験で判断せず、何度か様子を見られるなら、そのほうが子どもの本当の反応が分かります。
子どもがヒップホップを踊るときに、保護者が気にかけたいこと
曲の歌詞
ヒップホップの曲には、英語や日本語で大人向けの表現が含まれているものもあります。家で子どもと一緒に曲を選ぶときは、歌詞の内容も少し気にかけておくと安心です。
動きやすい服と靴
ひざを曲げたり、足を大きく動かしたりするので、伸び縮みする服が向いています。レッスン会場によって、室内用の靴が必要な場合とはだしの場合があるので、事前に確認してください。
ひざや足首に無理をさせない
アップやダウンなど、ひざを繰り返し使う動きが多いので、準備運動やストレッチはとても大切です。床に手をついて回るような技は、基礎ができてから先生の指導のもとで練習するものです。動画を見て、家でいきなり真似をするのは避けたほうが安全です。
「かっこいい」と「元気」のどちらも大事
ヒップホップというと「クールでかっこいい」イメージがありますが、子どものうちは元気よく楽しそうに踊れることも大切です。表情が硬くなってしまう子には、「楽しそうに踊れていたね」と声をかけてあげてください。
家で親子で楽しめるヒップホップ遊び
- ダウンで歩こう:曲に合わせて、ひざを曲げるタイミングで一歩ずつ歩いてみます。慣れたらアップでも試して、違いを感じてみましょう。
- ポーズで止まれ:曲を止めた瞬間に、思いついた「かっこいいポーズ」で止まります。家族で順番にポーズを見せ合うと盛り上がります。
- 輪になって順番に:家族で輪になり、真ん中に出た人が8カウントだけ自由に踊ります。サイファーの雰囲気を家で味わえます。
上手にできるかどうかより、「音に合わせて体が動くと楽しい」と感じられることが一番です。
よくある質問
Q. ヒップホップとブレイキン(ブレイクダンス)は違うものですか?
A. ブレイキンは、ヒップホップ・カルチャーから生まれたダンスのひとつです。ヒップホップダンスという言葉の中にブレイキンを含めることもあれば、立って踊るヒップホップと床の技が多いブレイキンを分けて呼ぶこともあります。
Q. ヒップホップは男の子向けのダンスですか?
A. 男の子にも女の子にも親しまれているダンスです。ヒップホップの動きに、しなやかさや女性らしい表現を加えた「ガールズヒップホップ」と呼ばれるスタイルもあります。
Q. 小さい子でもヒップホップは踊れますか?
A. ひざを曲げ伸ばしするリズムや、簡単なステップは、小さい子でも取り組みやすい動きです。幼児のうちは、細かい技術よりも、音楽に合わせて楽しく体を動かすことが中心になります。
Q. ヒップホップを習うと、ほかのダンスもできるようになりますか?
A. リズムの取り方や、体の部分を別々に動かす練習は、ほかのジャンルにも共通する基礎です。そのため、ヒップホップで身につけたことが、ほかのダンスを踊るときに役立つ場面はあります。
Q. ヒップホップとK-POPのダンスは違いますか?
A. K-POPは韓国のアイドルの曲と振り付けをもとにしたダンスで、ジャンル名というより「曲ごとの振り付け」を踊るスタイルです。その振り付けの中には、ヒップホップの動きが多く取り入れられています。そのため、ヒップホップの基礎を練習しておくと、K-POPの振り付けも踊りやすくなることがあります。
Q. 英語の曲が多いと、子どもには難しくないですか?
A. 踊るときに大切なのは、歌詞の意味よりもリズムを聴くことなので、英語が分からなくても問題なく踊れます。子どもが知っている日本語の曲や、子ども向けにアレンジされた曲が使われることもあります。
Q. どれくらい通えば、ヒップホップらしく踊れるようになりますか?
A. 子どもの年齢や、それまでの運動経験によって大きく違うため、一概には言えません。最初はリズムに合わせてひざを曲げ伸ばしするだけでも難しく感じるものです。焦らずに、できるようになった小さなことを一緒に喜んであげることが、続けるうえでの力になります。
参考にした資料
- Wikipedia日本語版「ヒップホップ」「ブレイクダンス」「ロック(ダンス)」
- Wikipedia英語版「DJ Kool Herc」「Don Campbell (dancer)」「Popping」「Breaking at the 2024 Summer Olympics」
- KEXP「50 Years of Hip-Hop」、HISTORY.com「Hip hop is born at a birthday party in the Bronx」
- コトバンク「ブレイクダンス」
- 文部科学省「新学習指導要領に基づく中学校向け『ダンス』リーフレット」
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